兵庫県朝来市・最古の鋳鉄橋
2009年 05月 01日
播但道生野インターを降りて国道沿いにあり、見落としてしまいそうな「羽淵鋳鉄橋」(二連アーチ)。
ずんずんとズンズンと山の奥へ走っていくと、出迎えてくれる「神子畑鋳鉄橋」(一連アーチ)。
さらに奥へ走る、大きなコンクリートの塊のような建物(?)。
「明延鉱業」のこれはおそらく鉱物を入れる倉庫のようなもの。
上から下へ比重の重いものと軽いものを選別していく「選別場」、細いレールが上に伸びて鉱物を運んでいたのです。
「神子畑選鉱場」の仕組みを詳しく説明しています。
鉱山技師ムーセを招いて、鉱山を開いていきました、そのムーセの家。
遥か遠い昔に、何人もの外国人がこの地で働いていました。
今よりももっと国際化だったのではないか?と、思わせる。
「ムーセハウス」は、記念館としてこの地の歴史を教えてくれます。
鉱山で働いていた人たちの子供が通っていたであろう小学校も、廃墟。
賑やかに子供達を迎えた玄関も、今は静寂。
誰も足や手を洗わなくなった水道は、植物達に占拠される。
帰り道に見かけた小学校も、廃校になっていた。
by kikaisyuuriya
| 2009-05-01 18:42
| 兵庫県